2020年8月3日月曜日

大相撲、照ノ富士の優勝に拍手

大相撲で幕尻(幕内で一番下位の力士)の照ノ富士が優勝した。大きく報じられているのでご存知の方も多いと思うが、彼は4年前くらいは大関で横綱候補の一番だった。しかし、膝の怪我と糖尿病で休場が続き、地位はどんどん落ちて、序二段まで下がった。そこから復活して、今年の3月場所で幕内復帰を果たし、5月場所が中止になったので今場所は幕内の一番下で相撲を取っていた。
上位力士とは当たらない地位なので当然のように勝ち進み、優勝候補に挙がってきた。一方で上位陣は横綱鶴竜、大関貴景勝、横綱白鵬と相次いでトップ力士が休場したので、急遽、上位力士である大関朝の山、関脇正代、関脇御嶽海との取り組みが決められた。この3人は横綱を除くと現在実力トップの3人であり、横綱の二人は実力はあるものの下り坂で今年中に引退するだろうと私は考えている。
今回の上位3人と照ノ富士の相撲は、朝の山と御嶽海には勝ち、正代には負けて二勝一敗であるが、内容を見ると朝の山と御嶽海は、「強いとは言っても幕内の一番下なのでまともにぶつかれば勝てるだろう」と考えてまともにぶつかった結果、力負けした感じであり、正代は「相手のほうが力が上だ」と考えて思い切って取ったという印象である。
照ノ富士は今回の優勝で次回は幕内上位に上がり、横綱をはじめトップ全員と当たる地位に来るだろう。今回の彼の優勝で皆、「照ノ富士の実力は大関並み」と認識して、負けても良いから思い切った作戦で臨んでくるので次回は今回ほど勝てないと思うが、それでも10勝くらいはすると思う。私としては早く彼に大関に昇ってもらい、白鵬引退後の横綱になってもらいたいと思っている。
心配は今年、9月場所と11月場所が開催されるかどうかだが、無観客なら開催できるだろう。最後にもう一度
照ノ富士関、おめでとう! パチパチパチパチ!!

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