2023年12月14日木曜日

地球温暖化の原因を考える(2)

 前回は地球温暖化の原因として地表で発生する熱量の増加が語られていないことを指摘した。今回は、地表から放出される熱量の減少の主原因が本当にCO2の増加にあるのかに関して私の感じている疑問を囲うと思う。CO2の増加が地球温暖化に寄与している点に関しては私は疑問を持っていない。私の疑問は「本当にそれが主原因か」という点にある。

私の疑問はCO2の増加が地球温暖化の主原因であるとこれだけ長い期間言われているにもかかわらず、一向に定量的データが出てこない点にある。私の期待しているのは「昨年の世界のCO2増加量は何トンなので地球温暖化に何度C分だけ寄与した」というようなデータである。

定性的に考えると、CO2よりも水蒸気のほうがはるかに温室効果が高いと思う。CO2の増加による温室効果は体感することはできないが、湿度が高いことは体感できるからである。水は恩田が高いと気化しやすいので、その影響で気温が上がる、気温が上がるとますます気化しやすくなるのでますます気温が上がる、ということになりそうに思う。但し水蒸気は上昇すると温度が下がり雨や雪になって再び地上に落ちる、これでバランスが取れているのだと思う。

地上では過去に何度も氷河期を経験している。地表の温度が上がると水蒸気が増えて雲が増える。雲は太陽光を反射するので、地表に届くエネルギーが減少する。通常はこれが短期間で循環しているのだが、赤道付近でできた水蒸気が海流の影響などで南北方向に流れるようになると、地表面が雲に覆われる割合が増えて平均的には地表の温度が下がり氷河期につながるのではないか、と私は思っているが、十分な根拠があるわけではない。

それでも、水蒸気のほうがCO2よりも温室ガス効果が高いというのは正しいと思うので仮にCO2の増加により平均気温が上がると、水蒸気が増えて温度上昇は加速し、何かのきっかけで雲により地表に到達する太陽エネルギーが減少して逆に地表温度が下がる、ということになりそうに思う。

前回の議論と合わせて、私は「CO2の増加が大気温を上げる主原因だ」という説には疑問を持っているが、「CO2を増やさないために化石燃料の利用を控えるべきだ」という意見には賛成なので、特に強く主張するつもりはない。世界ではこのようなことを意識してより深い議論をしている集団がありそうに思うが、日本では「CO2を増やさないために化石燃料の利用を控えるべきだ」だけが議論されているように感じており、議論が次のステージに移った時に対応できないのではないかと危惧している。

0 件のコメント:

コメントを投稿